甲南高等学校・中学校

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Saburo Hasegawa

長谷川三郎

展覧会情報

あしや芸術祭関連企画 長谷川三郎記念ギャラリー企画展示「甲南学園収蔵作品展覧会」 2022年末まで開催

 このたび、あしや芸術祭2022関連企画として「甲南学園収蔵作品展覧会」を開催する運びとなりました。

 長谷川三郎記念ギャラリーは、画家・長谷川三郎の作品を中心に彼が影響を与えた人物、さらに同学園、芦屋にゆかりの深い作家の作品や資料を収蔵しています。本展では、その中から選りすぐりの作品を展示いたします。

 長谷川三郎は日本における抽象絵画のパイオニアと称される画家であり、日本美術と欧米のアートを繋ぐべく独自の視点で制作や論考を続けました。特に日本の伝統的な生活の中から紡ぎ出す芸術の追求に人生を捧げ、のちの芸術家たちに多大な影響を与えました。本展に出品されている菅井汲、田中健三、須田剋太、井上有一も長谷川の影響を受けた者のうちの一人です。現在も、長谷川の芸術観は洋の東西を問わず広がり続けています。

 芦屋を拠点に活動していた具体美術協会(以下、具体)は、今では世界を代表する抽象美術グループとして知られています。本学の美術教員であった田中竜児は、具体に所属していた画家でもあり、甲南学園との交流が深められました。本展では白髪一雄、須田剋太、松谷武判など、具体の重要作家の力強い作品を展示いたします。

 また、日本を代表する音楽家・貴志康一は、小学校転入から高校中退までの7年間を甲南学園で過ごしました。本学のチャイムには貴志が作曲した《竹取物語》の一節が使用されており、現在も学舎に美しい音色が響き渡っています。本展では、甲南学園貴志康一記念室が収蔵している写真や楽譜などの貴重な資料を展示いたします。

 世界で活躍した彼らの作品が一堂に会し、かつ甲南高等学校・中学校で観ることのできる貴重な機会です。甲南学園の文化的な深さ、広がりを感じ取っていただけますと幸いです。

 最後になりましたが、本展開催にあたりご協力いただきました皆様、日頃より当ギャラリーの活動を支えてくださっている皆様に心より感謝申し上げます。


会場:甲南高等学校・中学校内 長谷川三郎記念ギャラリー
会期:2022年10月8日(土)13時から17時 一般公開、予約不要
   その後も継続して展示いたしますので、観覧をご希望の方は下記のリンクよりご予約ください。
   ギャラリーの開室日時は、原則として月・火曜日10時から16時となります。
   ご予約 https://www.konan.ed.jp/contact/

主催:甲南学園 長谷川三郎記念ギャラリー
協力:あしや芸術祭実行委員会、甲南学園 貴志康一記念室、甲南大学文学部服部研究室
企画:松永亮太(長谷川三郎記念ギャラリー)

長谷川三郎記念ギャラリー企画展示 『長谷川三郎の手法 ~解体と構築~』

会期:2022年6月27日~7月12日(開室は月・火10時~16時)
※観覧に来られる際は、下記【詳細】より事前にご予約ください。

甲南小学校から高校時代までを芦屋で過ごした長谷川三郎(1906-57)は、戦前戦後の時代を駆け抜けた日本の近代抽象絵画のパイオニアと目される芸術家であり美術評論家です。

長谷川は日本の伝統美の精神と西洋前衛美術運動との間に共通性を見出し、芸術の伝統を解体し構築することで、同時代の新しい芸術の創出に力をそそぎました。

本展では、大学卒業後ヨーロッパでの遊学を経て美術界での活躍を始めた1930年代から、戦後渡米するまでの作品を中心に、長谷川が視覚表現のうえで探求し続けた、解体と構築の手法をたどってゆきます。

甲南学園に縁の深い長谷川三郎の画業をぜひご高覧ください。

芦屋市立美術博物館

「芦屋市立美術博物館 開館30周年記念コレクション展 ―絵画はつづく、今日にむかって―」
2021年 9月18日(土)~ 2021年 11月21日(日)

京都文化博物館

「さまよえる絵筆 ―東京・京都 戦時下の前衛画家たち」
2021年 6月5日(土)~ 2021年 7月25日(日)

長谷川三郎氏に関する研究報告

オンラインシンポジウム「画家の写真資料 保存と情報共有の実際」

企画展にみる10年の成果

美術館を紡いだ作家たち
2019年 4月9日 ~ 6月16日

-CHANGING AND UNCHANGING THINGS-

Noguchi and Hasegawa in Postwar Japan
2019 5/1-7/14まで、The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum,New Yorkにて
9/27-12/8までAsian Art Museum of San Franciscoにて