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甲南学園は、明治・大正時代の教育に見られた知識偏重の画一教育に対し、「ひと創り」という本来の教育に立ち返る目的のもと創立されました。社会で活躍できる人物の育成を目指し、勉学だけでなく人格形成や身体づくりも重視し、徳・体・知のバランスがとれた学びを実践することで、一人ひとりの有能な個性を伸ばしてきました。創立から100年経った今でも、この教育理念はしっかりといきています。
甲南の中高6年間で、豊かな心を持ち他人を思いやる精神を育む「徳育」、健やかな身体とたくましく生きるための「体育」、自ら考えて意欲を持って学ぶ力を養う「知育」の3つをバランス施し、創立者、平生釟三郎が願う「世界に通用する紳士」を育てます。
創立者、平生釟三郎は、「天才はすべての人にあり、また一人ひとり違ったものである」という考えのもと、画一的な教育よりも、「個性尊重」を重んじました。平生は当時の模倣主義と詰め込み主義を痛烈に批判し、「思考する力」「創造する力」「独創する力」を養い、引き出すのが真の教育であり、教育は人間を完成させるためにあると述べています。将来社会の各分野でリーダーシップのとれる人物の育成に努めています。
グローバル化の押し進む現在、この理念の元に、知識・技能を習得し、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシー、問題解決能力そして母国語・外国語によるコミュニケーション能力といった実践的な応用能力を身につけ、主体的に判断・行動し、問題解決を行うことができる人材を育成します。