甲南高等学校・中学校

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EDUCATION

教育内容

中高大10年一貫教育の特徴

中高大一貫教育は、授業・講義、イベント、正課外での連携で実施されます

中学1年生となり甲南での一歩を踏み出します。甲南生としての心構えを校長講話で学ぶだけでなく、個々の授業やイベントで大学の先生方から最先端の分野の学びを体験していきます。また、高校時代から大学でどのような学びがあるかを知り、大学入学後積極的に共通科目や専門科目で学問の本質や人と人の関わり方について学ぶための基礎力を養います。また、クラブ活動など正課外についても、大学生や大学OBの指導陣などによって競技力を高めると共に人としての生き方も学んでいきます。

中高大一貫教育の特徴

成長を確認するポートフォリオ

中高6年間では、健全な心と体、天賦の才、教養・知恵、自主・自立、共働互助、社会的使命の6項目についてルーブリック評価を行い、成長を可視化します。大学進学後はそれぞれの学部での履修状況、それらの成績をもとに10項目の資質についての成長を可視化します。中高大の10年間で自分自身がどのように成長したのかを確認しながら成長していきます。

成長を確認するポートフォリオ

中高時代から始まる高大接続教育

甲南学園では中高大一貫教育を行うために、高校段階から甲南大学での学びを意識し、全ての生徒を対象に、高校一・二年次にKONAN DAYと呼ばれる8学部の模擬講義をのべ4講座について受講します。自分の興味・関心を持つ講義を受講することで早い段階から大学での学びを意識します。またこの時、保護者対象のプログラムとして、キャリアセンター長から甲南大学生の就職状況や甲南高校OBの就職状況についての特長・解説も行われています。高校三年次には、経済学入門、法学入門、心理学入門など、大学の学びにつながる入門講座が開設され、各学部からテーマにそった出張講義を行っています。学部が決定した後は、学長、校長、そして各学部の教授陣、担任団、保護者を交えての引継式が大学で行われ、学部別の懇談会も実施されます。

中高時代から始まる高大接続教育

社会人基礎力の成長を
確認・育成するプログラム(PROG※)

社会で求められる汎用的な能力・態度・志向をジェネリックスキルと呼びますが、このジェネリックスキルは実践的に問題を解決に導く力「リテラシー」と周囲の環境と良い関係を気づく力「コンピテンシー」の2つのバランスが取れていることが重要で、加えて年齢に応じて成長して行くことが必要となります。中高大一貫教育の中で、高校1年生、大学1回生、3回生の時にジェネリックスキルを測定し、自身の「リテラシー」、「コンピテンシー」のスコア(強みと弱み)を確認します。自身の特性を理解した上で弱みを補強しながら強みをさらに伸ばしていくように指導していきます。
※PROG = Progress Report on Generic Skills

社会人基礎力の成長を確認・育成するプログラム(PROG※)
社会人基礎力の成長を確認・育成するプログラム(PROG※)

棒グラフは甲南生の高校1年、大学1回生、大学3回生の平均値を表しています。甲南生は周囲の環境と良い関係を築く力「コンピテンシー」が高いことが特徴です。中高大一貫教育の中で「リテラシー」の伸長も図り、社会で活躍する人材の育成を目指していきます。

出張講義(法学入門:甲南大生によるワークショップ)

KONAN DAY(理工学部模擬講義)

甲南大学リサーチフェスタ

甲南大学引継式