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2024/04/14
学校行事
4月9日（火）、1学期の始業式が行われました。山内守明学校長は、ちょうど100年前の1924年、平生釟三郎先生が8ヶ月にわたり欧米に海外視察に出向き、イギリスのパブリックスクールや個性を尊重するアメリカの教育に感銘を受け、甲南の教育の礎を築いたことをお話しくださいました。
平生先生は、灘高校の創立に携わられた嘉納治五郎先生とのお付き合いの中で、武士道における「精力善用」（目的を達するために精神の力と身体の力を最も有効に活かす）や「自他共栄」（自分だけでなく他の人と助け合いながら良い社会を築く）の精神に感銘を受けられました。人格の修養を重んじる本校の創設理念に、多大な影響を与えられたのだそうです。
次に、生徒指導部長の今田先生からは、年間目標の4つのキーワード「あいさつ」「人」「もの」「時間」について説明がありました。具体的には、自ら挨拶をすること、思いやりを持って行動すること、環境を整えること、そして、目標に向かって計画的に時間を使うことを意識するよう、呼びかけがありました。
最後に、表彰式が行われました。全国選抜中学校テニス大会団体戦で準優勝した中学テニス部やスピーチコンテストでの優勝など、春休み中に顕著な成績を収めた活動が表彰されました。中学の始業式では、中学生委員会の任命式や新入生と在校生の対面式も行われました。
