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2026/07/15

お知らせ

海外大学進学説明会を開催しました

7月7日、本校で海外大学進学説明会を開催しました。今回は実際に海外大学へ進学・留学を経験した卒業生4名をお招きし、高校時代の準備から進学後の生活、進路選択への考え方まで、リアルな体験を語っていただきました。参加した生徒たちは、海外大学進学の魅力だけではなく、そこで求められる覚悟や主体性についても学ぶ貴重な機会となりました。

「海外大学進学はゴールではなく、その先の人生につながる選択」

イギリスのUCLへ進学し、6月に卒業生からは、進学前のファンデーションコースや、現地での学びについて紹介がありました。「海外大学への進学は一発逆転の手段ではない」という言葉が特に印象的でした。海外大学では、自分自身を客観的に見つめ、自ら課題を見つけて行動する力が求められます。慣れない環境の中で一から人間関係を築き続ける経験は大きな成長につながる一方、常に緊張感を伴う挑戦でもあります。また、海外へ飛び出すことで視野が広がり、異なる価値観に触れながら教養を深めることができること、自分の「好き」を見つけられることの大切さについても語られました。

「努力できる人には大きな可能性がある」

カナダのUBC大学へ進学した卒業生は、「英語が得意な人だけが海外大学へ行けるわけではない」と強調しました。海外大学進学には多額の費用が必要ですが、それを単なる支出ではなく「未来への投資」と捉えることが重要です。実際に海外で生活する中で、銀行口座の開設、保険の加入、携帯電話の契約、ビザ申請など、すべてを自分で行う経験を通して「生きる力」が身についたと話してくれました。
また、高校時代には授業を大切にし、リサーチ活動や英語資格の取得、ボランティア活動などに積極的に取り組むことが重要であるとアドバイスを送りました。さらに、「一人で集められる情報には限界がある。分からないことがあれば遠慮なく相談してほしい」と、後輩たちへ温かいメッセージを届けてくれました。

「高校時代の取り組みはすべて将来の財産になる」

アメリカのBall State Universityで建築を学ぶ卒業生は、高校時代から専門分野を意識して準備を進めていた経験を紹介しました。海外大学出願では、学力だけでなく、自分が高校時代に何に取り組み、どんな成果を上げたのかを示す「ポートフォリオ」が重要になります。「自分が頑張ったことは、その証拠とともに必ず記録してほしい」という言葉は、多くの生徒の心に残りました。また、現地での生活では、語学力だけでなく、多様な価値観を持つ人々と関わるための対話力や判断力も必要になります。友人関係の築き方、安全を見極める力、そしてAIを活用する力の重要性についても紹介されました。

「海外に行くこと」と「海外へ進学すること」は違う

オーストラリアのシドニー工科大学大学院へ進学した卒業生からは、進路選択について深く考えさせられるお話がありました。高校生の頃から海外への憧れはあったものの、「海外に行きたい」という気持ちと、「海外へ進学する」という意思決定はまったく別のものであると語ります。また、「留学は手段であって目的ではない」という言葉も印象的でした。海外進学そのものに価値があるのではなく、その経験を通して何を学び、どのような人生につなげるのかが重要です。さらに、客観的な視点を養うためには読書が欠かせないことにも触れ、多くの本を読むことで自分の視野を広げてほしいと後輩たちへエールを送りました。

今回の説明会を通して共通していたのは、海外大学進学は決して特別な人だけの選択肢ではなく、自ら考え、行動し続ける人に開かれた道であるということでした。だからこそ、高校時代から主体的に学び、多様な経験を積み重ね、自分自身の興味・関心と真剣に向き合うことが大切です。

ご登壇いただいた卒業生の皆さん、そして参加してくださった生徒・保護者の皆様、ありがとうございました。