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2020/01/28
学校行事
1月28日（火）甲南高等学校の卒業式が執り行われ、第70回生172名に卒業証書が授与されました。
山内守明学校長は式辞で、新コースの一期生のこの学年のコースごとの特色ある学びとその取り組みを振り返られました。そして、世界は創立者平生先生が校長をなさっていた時代と比べると、グローバル化やAIの進化によって大きく変化し、先が見えない様相を呈している社会ではあるが、時代が変わっても不変の創立者平生釟三郎先生の精神を生かして活躍してほしいと述べられました。
甲南学園吉沢英成理事長は、人生は長い長いマラソンレースであるという平生先生の言葉を挙げられ、卒業というそのマラソンの節目の時に、それに耐える力を身につける努力とは何かを考えてほしいと伝えられました。
また、長坂悦敬甲南大学学長は、ウイリアム・ジェームスの言葉「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」 を紹介され、個性を力にして自分の可能性を開いてほしいとお祝いの言葉を述べられました。
卒業生答辞では、代表の松下彪馬君が、先生に支えられた数々の場面を思い出しながら、保護者、学園全関係者への感謝を伝えました。
育友会、同窓会の方々のご協力を得て卒業式後に開かれた謝恩会「令和を創るNew Era 〜新たな時代〜」では、高校3年間のスライドショーで卒業生が保護者教職員と共に楽しかった行事の数々を振り返りました。また、卒業生たちが選んだ記念品が、学年団と特にお世話になった先生方に贈られました。それに応えて、学年団の先生が壇上に登り、応援団顔負けのエールを披露しました。最後は、感謝の思いを込めて、卒業生全員で「3月9日」を歌い上げました。
第70回卒業生172名の皆さん、今後のますますのご活躍をお祈りします。「世界に通用する紳士たれ」。
