

NEWS


NEWS
2026/07/15
学校行事
6月14日(日)、第72回 灘・甲南定期親善試合、通称「灘甲戦」が、甲南高等学校・中学校にて開催されました。灘甲戦は、灘校と本校の運動部を中心に毎年交互に会場を入れ替えながら行われている、歴史ある伝統行事です。
試合は6月11日(木)から順次スタートし、明石陸上競技場での陸上競技を皮切りに、13日(土)には本校グラウンドにてサッカー部、野球部、バレーボール部が熱戦を繰り広げました。梅雨の合間を縫うように迎えた試合当日。空には雲が広がっていたものの、時折差し込む日差しの下、両校の選手たちは熱戦を繰り広げました。

試合に先立って行われた開会式では、両校が制作したペナントの交換が行われました。交換を終えた両校の生徒代表は固い握手を交わし、応援団を交え、これから始まる熱戦を前に健闘を讃え合いました。このペナント交換は、互いへの敬意と親善の気持ちを表す伝統的な習慣であり、勝敗を超えて両校の交流を支えてきた象徴でもあります。本校には歴代のペナントが大切に掲示されており、その一つひとつが長年にわたる交流の歴史を物語っています。

高校野球は、序盤に灘が先制。両チームの投手陣が粘り強い投球を見せ、追加点を許さない息詰まる投手戦が続きました。8回、甲南は2アウトからセンター前へのタイムリーヒットが飛び出し、ついに同点。最後まで諦めない姿勢を貫き、チーム一丸となって追いつく熱戦を演じつつも、歴史的通算5度目の引き分けとなりました。
中学バスケットボールは、一進一退の攻防が最後まで続く白熱した展開となりました。得点が入るたびに会場の空気が揺れ動き、観客も一喜一憂。1点差を互いに譲らぬまま試合は終盤へともつれ込みましたが、最後は灘が守り切り、激闘に終止符を打ちました。
柔道は、灘が人数面で不利な状況での対戦となりましたが、甲南は最後まで気を緩めることなく畳に上がりました。大腰で鮮やかに相手を投げると、合わせ技一本や袈裟固めによる抑え込みも決まり、会場を沸かせました。攻守にわたり安定した試合運びを見せた甲南が、力強く勝利を手繰り寄せました。

いずれの画像にもプライバシーに配慮した処理を施しています。
応援席からは、全国トップレベルの実力を誇るブラスアンサンブル部によるジャズアレンジの応援歌が響き渡りました。軽快なドラムと力強いブラスサウンドは、よくお目にかかる応援の枠を超え、選手たちの躍動と演奏が呼応するたびに歓声が沸き起こり、スタンドはまるで音楽フェスのような雰囲気が醸し出されていました。
灘・甲南両校の運動部による全12種目が行われ、以下のような結果となりました。
| 中学の部 | 甲南5勝─灘5勝 水泳、野球、サッカー、硬式テニス、バドミントン、柔道で勝利 中学野球は引き分け |
| 高校の部 | 甲南8勝─灘3勝 水泳、サッカー、硬式テニス、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、柔道、ラグビーで勝利、高校野球は引き分け |
灘甲戦は単なる勝敗を競う大会ではなく、日頃の努力を発揮し、健全な競技を通じて友情やリスペクトを深める貴重な場でもあります。生徒たちは互いを讃え合いながら、競技に真摯に向き合い、伝統行事の意義を体感していました。
応援に駆けつけてくださった保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。