甲南高等学校・中学校

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2026/03/19

学校行事

甲南中学校卒業式

3月17日(火)、本校講堂にて甲南中学校の卒業式が行われ、第79回生174名に卒業証書が授与されました。
卒業生は、学年団の先生方が選んだ音楽に合わせて入場しました。まず、卒業生一人ひとりが担任の先生から呼名され、代表として遠藤悠馬君に卒業証書が手渡されました。
続いて、学校長の山内守明先生が式辞を述べられました。この学年は、学年団の先生方が掲げた五つのK――「寛容」「気品」「工夫」「けじめ」「公徳」――を学年目標として、互いに高め合いながら成長してきたことを称えられました。
特に、「いかに生きるか」を考えるソフィア講演会、卒業生の活躍を知ることのできた校長講話、一人ひとりの個性が輝いた自学自修の取り組み、English Day、グローバル・サイエンスの各ラボなど、甲南ならではの独自教育に熱心に取り組み、大きく成長したことを喜ばれました。
そして、高校生活に向けて、自らを律して行動すること、できるだけ早く志を立て、その実現に向けた計画を持つこと、また困難を正面から受け止める覚悟を持ってほしいと述べられました。最後に、松下村塾を開いた吉田松陰の言葉「志を立ててもって万事の源となす」と、甲南学園創立者・平生釟三郎先生の言葉「世界に通用する紳士たれ」を花向けの言葉として、式辞を結ばれました。

式辞の後には、皆勤者表彰などの表彰が行われ、続いて長坂悦敬甲南学園理事長が祝辞を述べられました。困難を乗り越えながら106年の歩みを重ねてきた甲南学園が、創立者・平生釟三郎先生の精神――「世界に通用する紳士たれ」「協働互助」「常に備えよ」――を掲げ、「正しく 強く 朗らかに」を合言葉に、人間性豊かな人物教育を行ってきたことについて語られました。
近年、生成AIやスマートフォンの普及により、バーチャルな世界とリアルな世界の境界が分かりにくくなっているが、だからこそリアルな世界で多くの人とつながり、志を持って「正しく 強く 朗らかに」成長してほしいと、卒業生にエールを送られました。
最後に、卒業生を代表して鵜木七海君が答辞を述べました。中学1年生でのオリエンテーションや臨海学舎、中学2年生の校外学習、中学3年生の修学旅行での平和学習などを振り返りながら、3年間をともに過ごした仲間との学びや、支えてくださったすべての方々への感謝の気持ちを述べました。そして、卒業後も学年目標である「寛容・気品・工夫・けじめ・公徳」を胸に刻み、「世界に通用する紳士」を目指して力強く歩んでいくことを誓いました。
最後に全員で校歌を斉唱し、卒業式は厳粛かつ温かな雰囲気の中で幕を閉じました。
式後には「思い出のスライドショー」が行われ、卒業生の田村映翔君が作成したスライドを通して、3年間の歩みを振り返りました。あどけない中学1年生の頃の姿や、English Dayで衣装をまとって演じる様子などが映し出され、会場は終始和やかな雰囲気に包まれました。最後には、保護者への感謝の気持ちを込めて、DISHの「沈丁花」を卒業生全員で合唱し、会場からは大きな拍手が送られました。