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2025/12/21
学校行事
12月18日(木)、2学期の終業式を行いました。山内守明校長先生は、ご自身の一年を振り返られる中で、甲南医療センター倫理委員会のメンバーに加わられたことをご紹介されました。医療の現場では、医療行為が患者の立場に立った適切な治療であるかを検討し、新薬の使用の可否などを慎重に判断していることなど、病院における医療の実際についてお話しされました。
また、先日ノーベル生理学・医学賞を受賞された大阪大学 坂口志文特別栄誉教授と京都大学 北川進特別教授の功績にも触れられました。坂口教授は、免疫の暴走を抑える「制御性T細胞」を発見され、北川教授は、二酸化炭素を吸収する「金属有機構造体(MOF)」を開発されました。いずれも、がん治療や環境問題への応用が大いに期待される研究成果です。講話の最後には、今年一年の自身の成長を振り返り、新たな目標を立てて来年を過ごしてほしいとのメッセージが送られました。

続いて、今年特に顕著な活躍を見せた団体に対する同窓会表彰が行われ、同窓会会長・長谷川栄男様より表彰状が授与されました。(表彰団体は以下の通り)
体育賞(団体):高校アーチェリー部、高校・中学ゴルフ部、高校ラグビー部、高校・中学テニス部、高校・中学弓道部、馬術部、高校バレーボール部
文化賞(団体)高校・中学ブラスアンサンブル部
また、2学期後半に優秀な成績を収めた部活動表彰では、中学テニス部、高校バスケットボール部、高校弓道部、高校アーチェリー部、書道部が表彰されました。
その他、全国作文コンクールや国語科エッセイコンテストの優秀者への表彰も行われました。生徒指導部長今田先生からは、「態度は心の持ち方一つですぐに変わる」というメッセージが伝えられました。その後、冬休みの過ごし方について、諸注意がありました。
最後に、自治会総務(生徒会)の新旧役員が登壇し、これまでの協力に対する感謝の言葉が述べられました。終業式後は各教室でホームルームが行われ、通知表などが手渡されました。年末には、高校3年生対象の共通テストマラソンをはじめ、希望者を対象としたアジアスタディツアーやスキー学校が予定されています。