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2025/07/17
学校行事
6月18日、中学2年生が「2025年大阪・関西万博」の大阪ヘルスケアパビリオンを訪れました。未来の健康と暮らしをテーマにしたこの場所で、生徒たちは多くの驚きと感動を体験しました。
パビリオンでは、生徒一人ひとりがカラダ測定ポッドに入り、現在の健康データを測定。その結果をもとに、25年後の自分のアバターと対面するという、まさに“未来の自分と出会う”体験をしました。ミライのヘルスケアコーナーでは、身近なコンビニが現在の食生活に合わせて食品を提案してくれる「パーソナルフードスタンド」を体験し、生徒たちは目を輝かせていました。また、iPS細胞から培養された「心筋シート」が規則正しく動く様子を目の当たりにし、生命科学の最先端に触れることで、未来の医療の可能性を肌で感じ取っていました。
生徒たちは、これまでの様々な行事を通して、自ら企画を立て、仲間と協力して一つのものを創り上げる大変さとやりがいを知っています。だからこそ、最先端の技術者たちが膨大な時間と労力をかけ、細部にまでこだわって創り上げたこの万博の世界に、強い敬意と感動を抱いたことでしょう。「すごい!」という声の裏には、「こんなにも素晴らしいものを、大人たちが本気で創っているんだ」という、ものづくりへの深い尊敬の念があったのだと思います。
生徒たちにとって、まるでゲームのような楽しさを持ちながらも、その奥には、未来の社会や科学技術への探求心が自然と芽生えていたはずです。この体験を通じて、将来「創る側」の人間として成長していくための、大きな原体験となることを期待しています。