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2025/04/14
学校行事
4月8日(火)、甲南中学校、甲南高等学校の入学式を行いました。
甲南中学校入学式(午前)
山内守明学校長は式辞の中で、創立者である平生釟三郎先生の教え「天才はすべての人にあり、また一人ひとり違ったものである」についてお話しされました。甲南で友達と切磋琢磨し、有意義な生活を過ごすなかで、それぞれが天から授かった才能を見つけだし、それを育み、才能豊かな社会に貢献する人物になってほしいと伝えられました。
次に、長坂悦敬甲南学園理事長が祝辞を述べられました。甲南学園の沿革についてお話しされ、世界恐慌や阪神大震災などの困難を、平生先生の教え「常に備えよ」「正しく強く朗らかに」を支えに乗り越えてきたことを説明されました。そして、「中学3年間は、世界に通用する紳士になるための大切な礎を築く期間、いい習慣を身につけて成長してほしい」と願われました。
最後に、新入生180名を代表して横田芽洋君が、平生先生の教え「正しく強く朗らかに」の精神を胸に、仲間と共に学びながら、世界に通用する紳士を目指す決意を述べました。
その後、新入生は教室で担任の先生や友達と対面し、新しい教科書などを受け取り、甲南での学校生活がスタートしました。
甲南高等学校入学式(午後)
午後から行われた高校の入学式では、第78回の新入生188名が入学しました。山内守明学校長は式辞で、「健全な常識を持った世界に通用する紳士」をめざす甲南の人物教育にについてお話しされました。人格の修養第一とした創立者平生釟三郎先生の教えを大切にし、勉強、部活動に取り組み、友人と切磋琢磨して人格を築き上げてほしいと励ましの言葉を述べられました。
続いて、中井伊都子甲南大学学長から、「知識偏重ではなく優れた人物の育成を目指す甲南の教育理念は、知識を使いこなす人間の器が問われる今この時代に、その重みを増している。甲南での学びに誇りを持って歩んでほしい」と祝辞をいただきました。
キャンパスは、好天に恵まれ、桜は入学を華やかに祝うかの如く満開ぶりで、新入生の門出を祝福していました。