甲南高等学校・中学校

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2025/03/31

学校行事

甲南高等学校卒業式

3月14日(金)令和6年度甲南高等学校卒業式が挙行され、第75回生199名が卒業しました。学級担任よりひとりひとり呼名され、代表の金岡泰智君に卒業証書が渡されました。
山内守明学校長は、式辞で、「入学後、各学年での学年目標を身につけたこと。自学自修プログラムやグローバルスタディ、キャリアデザインなどの主体的な学びに取り組みながらジェネリックスキルを身につけたこと。これらは皆の財産になる。先行きが見通せない世の中を、甲南での学びを生かして、思考力・判断力・表現力・協働する力を発揮し、未来を担う人材として世界に羽ばたくように。」と述べられました。最後に、平生釟三郎先生のお言葉「正しく強く朗らかに」を花向けの言葉として、社会貢献する人物になるよう願われました。

皆勤賞や成績優秀者表彰などに続いて、長坂悦敬理事長が祝辞を述べられました。平生釟三郎先生の教え「協働互助」を心に留め、意志をもち、行動し、自分の進む道を作り、また、そのためのいい習慣をつけるようにと卒業生を激励されました。たとえ逆境であっても、毎日を「正しく強く朗らかに」過ごすよう言葉を贈られました。
次に、長谷川栄男同窓会会長がお祝いの言葉を述べられました。困難の多い時代の中で、ご子息を育てられた保護者を称えられ、卒業生に保護者への感謝の気持ちを伝えるように言われました。また、日本、世界で活躍する1万3千人を超える卒業生に続いて、同窓生として、今後も母校を想い、仲間の繋がりを大切にして歩んでほしいと伝えられました。
部活動などで顕著な活躍をした生徒に送られる自治会功労賞は、ラグビー、テニス、バスケットボール、弓道、馬術、水泳、アーチェリー、ゴルフ、ブラバン、囲碁将棋、ESS、ボランティア委員会、自治会総務の各部・団体、個人に贈られました。
在校生送辞では、自治会総務副委員長が、先輩との思い出を振り返り、感謝を伝え、卒業する先輩への応援メッセージを伝えました。
送辞を受けて。自治会総務委員長の中尾晋太朗が卒業生を代表して答辞を述べました。中2でのコロナ禍で当たり前であったことがどれだけかけがえのないことかを痛感したこと、以来現状に満足せず、常に更なる飛躍を心掛け、仲間と協働して過ごしたことなど、甲南生活を振り返りました。そして、甲南で学んだことを誇りに、予測不能な世界で活躍する決意を述べました。最後に、全員で校歌を斉唱し、卒業式が終了しました。

卒業式の後、生徒たちはこれまでお世話になった先生方への感謝の気持ちを伝えるため、謝恩会を開催しました。生徒代表が感謝の言葉を述べ、クラスごとに花束を贈呈。さらに、心を込めた合唱やプレゼントの贈呈を行い、感謝の気持ちを形にしました。終盤には、6年間の思い出が詰まった動画が上映されました。入学時はまだ幼かった生徒たちが、さまざまな経験を重ね、大きく成長していく様子が映し出されると、会場は感慨深い雰囲気に包まれました。動画の中では、お世話になった先生方からの温かい激励の言葉も届けられ、生徒たちは新たな一歩へと向かう決意を新たにしました。最後には、先生方と生徒全員で集合写真を撮影。感謝と笑顔にあふれた、心温まるひとときとなりました。