甲南高等学校・中学校

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2025/03/31

学校行事

甲南中学校卒業式

3月18日(火)甲南中学校卒業式を行い、3年生175名が卒業しました。山内守明学校長は、式辞で、1年時の自由研究や2年時の自学自修の優秀作品を紹介されながら、一人ひとりの個性を発揮した取り組みと学びを称えられました。そして、将来の歩みについて、アルバート・アインシュタインの生涯を紹介されながら、自分自身の興味関心を知り、創立者平生釟三郎先生の仰られる「天賦の才」を見つけて、その才能を開花させてくださいとお話しされました。
長坂悦敬理事長は、徳体知を合言葉に心も体も成長した3年生に、家族・保護者への感謝を忘れないように伝えられました。そして、1919年に創立された甲南が、「協働互助」の精神で「正しく強く朗らかに」阪神大震災など数々の試練を乗り越えてきたことに触れられ、将来、たとえ逆境にあってもこの精神を持って乗り切り、正しく強く朗らかに毎日を過ごすようにと祝辞を述べられました。
最後に、卒業生を代表して森脇佑樹君が言葉を述べました。入学時はコロナ禍のため、仲間の顔がマスクのせいで見えないところからのスタートだったことや中2で初めて宿泊行事を経験し、中3の修学旅行や数々の行事で仲間と共に過ごし絆が強まったことを述べました。これらを支えてくれた保護者、友人、教員への感謝を示し、こうした経験や知識を生かし、世界に通用する紳士になることを誓いました。
式後は、「思い出のスライドショー」が行われました。入船颯太君、川村煌青君、塗井侑人君が協力して作ったスライドショーは、中学3年間の学校生活の1シーン1シーンを楽しく編集したもので、会場のあちこちで懐かしむ声や楽しい歓声が聞こえました。最後に、卒業生全員が保護者への感謝を込めて、「旅路」(藤井風)をブラスアンサンブル部の演奏と共に合唱しました。