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2025/01/09
学校行事
1月8日(火)、3学期の始業式を行いました。山内校長先生は新年のご挨拶として、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による「ニューイヤーコンサート」を取り上げ、本年が良い年になることを祈念されました。
このコンサートは、新年を祝うだけでなく、「音楽を通じて世界の平和を願う」という深い思いが込められています。特に最後に演奏される「美しき青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」は、ドナウ川が象徴する国境を越えたつながりや、観客が手拍子で参加する伝統を通じて、希望や活力、そして一体感を世界に発信する役割を果たしています。このメッセージは、世界90ヵ国で放送され、およそ5000万人の視聴者に届けられるそうです。
日本は今年、戦後80年、阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えます。様々な情勢が不安定な中、平和を維持し未来を築くためには、一人ひとりの行動や考え方が非常に重要であると校長先生は強調されました。そして、生徒一人ひとりが自身の成長を通じて学校をより良い場所にし、周囲に良い影響を与える存在になってほしいと願いを込めて、このお話しをされました。
続いて部活動表彰が行われました。冬休みに顕著な成績を修めた中学テニス部、中学サッカー部、高校バレー部、高校弓道部(個人)、高校水泳部(個人)が表彰されました。また、兵庫県マロニエ賞を受賞したブラスアンサンブル部、囲碁部(個人)も表彰状が披露されました。
生徒指導部長今田先生からは、営繕の職員の方が「少しでも心地よく、少しでも長持ちするように」という想いで、校内の環境を整えてくださっていることを紹介され、ものには人の想いがこもっているとお話しされました。「あいさつ」「ひと」「もの」「時間」を大切にするという年間目標の中で、特に「ものを大切にしよう」を3学期の目標として過ごすようにと伝えられました。
最後に、自治会総務(生徒会)の新役員が紹介され、校長先生から任命証が手渡されました。役員を代表して委員長の沼心太朗君が挨拶を行いました。