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2024/10/11

学校行事

オーストラリア異文化研修旅行

24名の中学1年生~3年生の希望者が、今夏10日間のオーストラリア異文化交流研修に参加しました。ブリズベンを中心に、参加した生徒たちは現地の文化や自然を体験し、貴重な学びの時間を過ごしました。

研修の初日、まずブリズベン市内を一望できるマウントクーサ展望台を訪れ、壮大な景色に感嘆の声を上げました。その後、ローンパインコアラ保護区でコアラやカンガルーと触れ合い、オーストラリアならではの動物たちに興味津々の様子でした。

翌日にはアボリジナルセンターを訪れ、現地の文化や歴史について学びました。アボリジナルアートの体験では、自ら絵を描くことでその精神性に触れ、ブーメランを投げるなど、文化的な活動を通じて異文化を肌で感じる機会となりました。また、生徒たちは日本の伝統であるよさこいソーラン節を披露し、現地の人々との温かな交流が生まれました。

その後数日間は、姉妹校のグレゴリーテラス校が所有する野外施設にて、キャンプを行いました。険しい山道を登り、大自然の中でエコーを楽しみながら、広大な自然と赤土に身を委ねました。夜には、満天の南半球の星空の下でキャンプファイヤーを囲み、仲間との絆を深め将来の礎を築きました。また、カヌー体験では湖に落ちるハプニングもありましたが、参加者全員が笑顔で乗り切ることができました。

ブリズベン市内に戻った後、生徒たちはグレゴリーテラス校の生徒たちの家に5日間ホームステイをしました。1日はホストファミリーと一緒にグレゴリーテラスで学校生活を体験し、ラグビー観戦やホエールウォッチング、バーベキューなど、ホストファミリーとの様々な時間を楽しみながら、異国の日常生活に触れることができました。

研修の最終日には、ゴールドコーストで自由時間を過ごし、シーワールドでアトラクションを満喫しました。荷物が増えすぎて帰国時に少し慌てる場面もありましたが、それもまた楽しい思い出の一つです。

この研修を通じて、生徒たちは単なる観光に留まらず、異文化を深く理解し、現地の人々との交流を通して多くのことを学びました。生徒からは「英語の勉強をさらに頑張りたい」「次回はホストとして貢献したい」などの前向きな声が多く寄せられ、彼らの成長が感じられました。この研修で得た経験や築いた絆は、今後の学校生活や進路においても大いに活かされることでしょう。