甲南高等学校・中学校

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2024/03/21

学校行事

甲南高等学校 卒業式

3月15日(金)、令和5年度第74回甲南高等学校卒業式を執り行いました。春の訪れを感じさせる青空と日差しが差し込む芦屋市山手町のキャンパスで179名が甲南高等学校を卒業しました。

山内守明学校長は、式辞の中で74回生の成長を振り返り、湧き出る強い実感を祝福されました。中学時代では「当たり前十か条」、高校時代では「信用・探究・自立」を学年の目標に掲げ、それらを学校生活の基盤として積み重ねてきたこと。サイエンス・グローバルラボ、Gリサーチ、ビジネスプラン作成など、多岐に渡る探究学習にも取り組んできたこと。甲南での知見を活かして思考力・判断力・表現力を育み、正しく強く朗らかに、社会に貢献していくようにと結ばれました。

長坂悦敬甲南学園理事長は、まず、コロナ禍という困難な状況を乗り越え、授業や行事、部活動に全力で頑張った卒業生たちを称えました。そして、甲南で築いた友人とは「共働互助」で接し、「正しく強く朗らかに」を一生涯大切にして、社会で活躍してほしいと祝辞を述べられました。

同窓会会長長谷川栄男様からもご祝辞をいただき、同窓会の幹事10名が任命されました。また在校生代表の中尾晋太朗君は、自ら行動を起こすことの大切さを強調し、その重要性は一番近い目標である先輩から学んだと送辞を述べました。

最後に、卒業生代表の喜多祐介君が、コロナ禍の暗闇の中で明かりを灯してくださった家族、友人、先生方への深い感謝の意を答辞に込め、甲南をより輝かせる在校生の未来にエールを送りました。

式典後は、卒業記念パーティーを盛大に開催しました。育友会会長松山大祐様の温かな祝辞に続き、11人の謝恩会委員が紹介され、卒業生たちは軽食を囲みながら、友人や恩師との思い出話に花を咲かせました。

先生方への感謝の気持ちを込めた花束や記念品の贈呈、そして感動的なカラオケやダンスで会場は一層盛り上がりました。思い出をまとめたスライドショーでは、小島ルカ君が制作した6年間の学校生活の様々なシーンが映し出され、中学合格発表と共に始まった笑顔と感動は、集合写真で幕引きとなりました。育友会、同窓会、そして保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。