甲南高等学校・中学校

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2023/02/22

学校行事

【GSP】フィンドレー大学や甲南大学生たちと国際交流

高校1年生のグローバルスタディプログラム履修生が、フィンドレー大学(University of Findley)や甲南大学の松川ゼミ所属の学生たちと、Zoomを用いて国際交流を行いました。

担当教諭のコメント

The COIL Project is a Collaborative Online International Learning project between Konan Boys’ High School, Konan University, and the University of Findlay in Ohio, USA. The project aims to build international bridges and increase cultural competency through the use of online tools and applications. The three schools interacted through videos and discussions culminating in a final presentation on Japanese culture including teaching Kansai-dialect from the Global Ko1 A students to the University of Findlay students with the Konan University students facilitating the session.1 (Mr.Devine)

日本語訳

COILプロジェクトは、甲南高等学校、甲南大学、米国・オハイオ州のフィンドレー大学との間で行われているCollaborative Online International Learning(協働オンライン国際学習)プロジェクトです。このプロジェクトは、オンラインツールやアプリケーションの使用を通じて、国際的なつながりを築き、文化適応能力を向上させることを目的としています。3校はビデオやディスカッションを通じて交流し、最終的には甲南大学の学生が進行役を務め、グローバル高一Aの生徒がフィンドレー大学の生徒に関西弁を教えるなど、日本文化に関するプレゼンテーションを行いました。(ディバイン先生)

 

生徒たちは、ロールプレイに笑いを織り交ぜながら、コテコテの関西弁「しもた」「何でやねん」や関西のローカルカルチャーを積極的に発信していました。またフィンドレー大学の学生たちも、自分たちが普段使う”I feel that.”「わかる」「共感する」、”I’ll be there in a minute.” 「すぐに行くよ」、”That’s the tea.”「噂話だよ」、”wrap up.”「まとめる」「終わりにする」などのスラングを紹介し、一緒に練習しました。

こうした実際の海外の人との交流は、生徒たちの心に火を灯します。言葉とは、単に文法と単語の組み合わせだけで組成されているのではありません。実際にコミュニケーションを通じて、意味のある会話から成り立っているのです。これからも身体化した言葉を発信したり、体験してもらいたいと思っています。

【生徒のボイス】

  • 準備期間では、海外の方を相手にどのような授業を行えばよいか、また彼らの興味をそそるような工夫は何なのか、深く考える機会を得ることができました。そして実際に交流することで、アメリカの表現を知り、貴重な異文化交流の経験を積むことができてとても満足に思いました。

  • 今回の行事では非常に多くのことを学びました。特に自分の国の文化を他国の人に説明する難しさと、自分の国に興味を持つことの大切さについてです。

  • アメリカのスラングに関して興味があり、とてもよい経験になりました。全然知らない表現もあり、これからの生活で使って見ようと思いました。