甲南高等学校・中学校

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2019/10/26

学校行事

創立100周年記念 第2回ソフィア講演会が開催されました

 

9月26日(木)ポートピア・ホールにおいて、学園創立100周年記念した2019年度第2回ソフィア講演会(育友会主催)が開催されました。

第1部は、本校OBの世界的トランペット奏者、黒田卓也さんが「『世界に通用する紳士』を目指して!」というテーマで講演をしてくださいました。黒田さんは、歌手ホセジェイムスのバンドメンバーとして世界ツアーに同行されたり、名門ブルーノートと日本人として初の契約を果たされたりするなど、世界を舞台に活躍されてきました。講演では、好きなトランペット奏者としての道を進まれてきた中での苦労や成功への転機となった出来事などをお話され、生徒たちに自分のやりたいことをやる意義を教えてくださいました。ユーモアたっぷりのお話に会場は笑いが絶えず、生徒も保護者も皆魅了されていました。

第2部は、野球解説者・野球評論家の桑田真澄さんをお迎えして、「挑戦することの大切さ」というテーマでご講演いただきました。桑田さんは、甲子園通算20勝、その後、読売巨人軍、ピッツバーグ・パイレーツで活躍され、沢村賞、年間MVPなど輝かしい実績を残されたプロ野球界のレジェンドです。講演では、そんな輝かしい実績からは意外な「挫折」に焦点を当ててお話をしてくださいました。ご自身の人生の中で経験された挫折と、その挫折からいろいろなことを学び、努力を継続して成功を手にされたお話は、参加者一人一人に勇気と力を与えてくださるお話でした。

 

午後からは、親睦会が会場「偕楽」で開かれました。育友会会員の皆様400名が集いました。初めに、先ほど講演会を終えたばかりの黒田卓也さんの演奏会が行われました。お仲間である李祥太(甲南OB)さん、時安吉宏さんとともに、千変万化の音色と即興を、手拍子とともに堪能しました。この親睦会のために用意されたお料理は、ほんのりとした甘みや、やわらかくジューシーな口当たりなど秋の味覚でした。あっという間の時間でしたが、100周年にふさわしいあたたかな会となりました。

 

  

 

生徒の感想

・黒田さんは我々の先輩であることもあって身近に感じました。トランペット奏者は縁遠い職業という感じがしていましたが、話を聞いていくうちに、挑戦し続けていくことはどの分野においても大事なんだなと思いました。

・桑田さんはテレビでいつも解説されているのを見ていましたが、選手時代の桑田さんのことは知らなかったのでお話を聞けてとても新鮮でした。挫折を乗り越え努力をされてメジャーリーガーになられた桑田さんには、僕たち甲南生も見習うところがたくさんあるなと思いました。