甲南高等学校・中学校

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2022/10/05

学校行事

第2回ソフィア講演会を開催しました

文化祭週間の9月29日(木)、今年度2回目のソフィア講演会を行いました。この講演会は、社会のさまざまな分野で活躍される方を講師としてお招きし、その生き方や考え方、英知に触れ、中学生・高校生が自らの生き方や将来を考える機会として実施されています。

今回は、ボタニカルプロデューサー金岡又右衛門氏をお招きし、「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」というタイトルで講演を行っていただきました。金岡さんは、薔薇園植物場を中心とするバラエングループを経営され、植物や大地、そして地球を守るためにさまざまな活動をされています。
講演の前半は、樹齢何百年といった平和のシンボル「オリーブ」や地球上にある最も大きな木と言われる「バオバブ」についてお話されました。金岡さんが立ち上げた「みどりのサバイブプロジェクト」のお話では、宅地開発で取り除かれるバオバブをオーストラリアから広島に移植したお話やマダガスカルで山焼きによって失われるバオバブの植林のお話などを聞くことができました。

後半は、小さなスペースでおいしい野菜を栽培するCeramic Farm、植物や大地を守るために設立された会社Earth Feel、超えてはいけない地球環境の限界「プラネタリーバウンダリー」などのお話などを伺うことができました。世界が変わる中、植物(みどり)ができることは何か、それを探究され、他の誰もがやっていないようなことに取り組まれる金岡さんの生き方に、皆、大きな驚きと感銘を受けたことでしょう。金岡さんは、「みんなの力で地球をリ・デザイン」、そうおっしゃって講演を締めくくられました。

生徒の声

私は、金岡又右衛門先生のおかげで、オリーブの木とバオバブの木の魅力を感じることができました。家にあるオリーブの木を100年育てていこうと思い、前までは気にしてなかったオリーブの木をこれから大切に育てていこうと思っています。そして、オリーブだけではなく、庭に生えている他の植物も大きくなる可能性もあるので、大きく育つように頑張っていこうと思います。本日はためになる講話をありがとうございました。