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2020/12/26
授業レポート
新型コロナ感染拡大により延期していました実験を、換気扇の増設や防護シールドの用意などが調いましたので、ようやく実施できました。
フロントランナーコースの化学基礎では、中和滴定の実験を一人1台で実施できるように整備しております。全員に同じ濃度の水酸化ナトリウム水溶液を配り、シュウ酸の標準溶液を用いて濃度測定をしてもらいます。
教科書にある実験ではありますが、実際に操作してみると反応終了点(中和点)の判断に利用する指示薬の変色が迷ったり、溶液1滴で大きく色が変化したりするなどして、結果に迷う経験をする実験です。iPadを持参させ、反応終了点と判断したときの溶液の色を画像で記録し、他の生徒と比較する事で、操作によるデータの誤差や許容範囲を実感できたのではないかと思います。