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2024/11/20
授業レポート
「大学生と高校生が地域の課題をSDGsで考える」をテーマに甲南大学と朝日新聞社が共催するプロジェクト「関西湾岸SDGsチャレンジ」に、高校一年生の白川君、田中君、高校二年生の有吉君、山際君の4名が甲南大学生4名とともに「神戸チーム」で参加し、11月17日(日)に甲南大学で成果発表を行いました。
7回目の参加となる今年は、「神戸の生物多様性を守ろう」というテーマを立て、外来種の問題に取り組みました。港町で、かつ多くの里山を持つ神戸市にとって、外来種の増殖がもたらす生態系への影響は深刻な問題です。
8名はまず長田区の外来生物展示センターを訪問し、駆除した外来種を美味しく調理するという活用方法があることを知る一方で、外部から人間の都合で持ち込まれた生物そのものに罪は無いと考えるようにもなりました。そこでさらに調査を進めた結果、若年層から正しい知識を持ってもらうことを生態系の保全につなげるべく、小学生の自由研究をサポートするワークショップとしての「朝活ウォッチング」や「ナイトウォーキング」の開催を提言するに至りました。
最優秀賞は逃しましたがチームワークは抜群で、「駆除するだけで解決するものではない問題に高校生、大学生として何ができるのか」という課題に真摯に取り組めたことに、胸を張ってほしいと思います。
最後になりますが、この企画でお世話になった朝日新聞社、神戸市、甲南大学の関係各位に心より御礼申し上げます。
生徒の感想
大人数の前での発表だったために緊張しましたが、前日や当日に打ち合わせをしていたこともあり、話したいことは全て言えたと思います。結果的に最優秀賞は逃してしまいましたが、このグループでSDGsについて探求した4ヶ月間は僕の人生にとても有意義なものだと思います。今後もこのような課外活動には積極的に参加していきたいです。(高校一年生)
※関西湾岸SDGsチャレンジの詳細は下記公式ホームページをご覧ください。
https://www.konan-u.ac.jp/sdgs/