甲南高等学校・中学校

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2021/02/15

授業レポート

グローバル・スタディ・プログラム 「国内留学特別プログラム・対面セミナー」(2)

2月8日(月)に始まった「GSP国内留学特別プログラム対面セミナー」は、13日(土)最終日を迎え、プログラム期間を通して行った準備を経て、生徒グループによるプレゼンテーションが行われました。

 

各グループのプレゼンテーション後のフィードバックタイムでは、本校の教員やプログラム・コーデイネータ―Mr. Lawrence Gordon氏、参加留学生8名がコメントし、プレゼンの内容について意見交換が行われました。コロナ禍の現状で本来の留学プログラムは実施できませんが、生徒にとってはグローバルスタディならではの、貴重な学びとなったようです。

 

 

先生のコメント:中原敦(教育研究部長・グローバル・スタディ・プログラム担当・英語科)

この留学代替プログラムの一番良い点は、様々な背景を持つ多様な留学生と密接に交流することができたことであろう。コロナ禍の日本社会で困難に打ち勝ちながら、勉強を続けている留学生は、グローバルな人物になるための、ロールモデルとして非常にインパクトがあった。プロジェクトベースの様々なactivities (どんな国に住みたいか、等)、少人数でのIELTs対策、留学生へのインタビューをベースにした、Groupでの発表活動などバラエテイ―に富んだ活動を5日間すべて英語でやりきった。みんなとても仲良くなり、留学生からは、甲南生はほかの学校の生徒より、親しみやすく、やる気にみちており、積極的だったと評価をいただいた。とても充実したセミナーを行うことができたと感じている。

生徒の声:英語漬けのセミナーで、一週間でも英語力は向上したと思います。そして何より、今までに話したことのない国の人々とお話することができ、内容の濃い議論を交わすことができました。中学3年生高校1年生とグローバルのオリエンテーションに参加してきましたが、今回は中学から高校までの自分の成長を少し感じることができました。そして、彼らが抱えるコロナ禍に関する問題を聞いた時、私達のいつも抱く問題は、全然大したことがないなと感じました。彼らのような留学生が心地よく生活できる環境づくりを考えるのも今後の日本を考えるうえで必ず必要なことであるとあらためて感じました。

 

 

生徒の声:全体的にとても良かったです。留学生のアクティビティやゴードン先生のレクチャーやIELTS講座を受講しました。特にIELTS講座のスピーキングは、チューターと実際の試験形式で勉強できたことがとても効果的でした。また、セミナーの最終日にはパワポを使ってグループで発表しましたが、あまり緊張することなく発表を終えることができ、とても満足しています。授業やセミナーなどで発表をこなしているうちに、少しずつ発表の場で緊張することが無くなってきたように思います。個人的にはセミナーの期間が短く感じました。