甲南高等学校・中学校

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2022/11/04

授業レポート

【サイエンス・ダイアログ】を実施(高2フロントランナー・グローバル対象)

「サイエンス・ダイアログ」は、日本学術振興会のフェローシップ制度により、世界各国より日本の大学・研究機関等へ研究のために滞在している優秀な若手外国人研究者(JSPSフェロー)を、講師として高等学校等に派遣し、自身の研究や出身国に関する講義を英語で行うプログラムです。(日本学術振興会ウェブサイトより)

今回は、神戸大学の極域協力研究センターで研究をしているイラン出身のZia MADANIさんをお招きし、南極条約について英語で講義を行っていただきました。講義の前半は、イランの食文化や芸術、有名な観光地を紹介していただき、質問をしながら生徒達はイランについての理解を深めました。後半は、南極と北極の違い、気候変動がもたらす南極・北極への影響、南極条約についてお話しいただき、南極の領有権や気候変動がもたらす脅威について学びました。生徒達は英語で学び、英語で質問する学習体験ができ、とても充実した時間を過ごすことができました。Zia MADANI先生、お忙しい処ご講演をいただき、ありがとうございました。

生徒の声

気候変動によって南極と北極の氷塊が溶けだす問題は、重大な話題として時折耳にするが、領土という視点から二極を考えたことがなかったので、非常に興味深かった。また何より今回の講義が、英語で情報を得て、それについて英語で質問し、コミュニケーションをとることができる場であった点が、英語学習者として大変嬉しかった。今回のような英語での講義の機会を今後とも増やして欲しいと思う。