授業レポート高校２年生「ハイレベル・サイエンス・ラボ」（フロントランナー・コース）｜新着情報

2020/08/28

授業レポート

授業レポート高校２年生「ハイレベル・サイエンス・ラボ」（フロントランナー・コース）

8月25日（火）から27日（木）までの間、高校2年生とフロントランナー・コースの生徒を対象とした「ハイレベル・サイエンス・ラボ」の実験・実習授業が行われました。

生物は「ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法を利用したDNAによるサバの品種判別」、物理は「プランク定数の測定」、化学は「炎色反応」をテーマとしました。

酵素反応を利用したPCR検査では、サーマルサイクラーや電気泳動槽などあまり高校では扱わない器具を利用し、遺伝子培養の礎に奥深さを感じました。プランク定数の測定では、複数の光電管を取り替え、中々定まらない測定結果に四苦八苦しました。炎色反応では、加熱、冷却、洗浄を繰り返して得た蒸発皿の金属が、想像を絶する色の炎を観察できたことに、深い驚きがありました。

生徒たちは、より正確な分量の測定には欠かせないマイクロピペットの取り扱いにも、随分と手慣れたようでした。