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2020/09/19
授業レポート
フロントランナーコースの中2生、中3生にはサイエンスラボという特色授業を行っています。今年はコロナ禍のために実施を見合わせていましたが、2学期から再開ということで、本日はまず中2生が授業を受けました。
最初の実験は実験の基本操作ということで、固体混合物として砂と食塩の混合物から食塩を取り出す操作を素材に、最初から最後まで一人で実験操作を行ってもらいました。小学校でも行う溶解~ろ過~蒸発濃縮の操作ですが、いざ一人で行うとなったときに操作の原理や手順の意味、いろんな調整で要求される加減など、以外と悪戦苦闘する生徒が多い実験です。
最後は上手く加減が成功すると、典型的な食塩の結晶が観察できますが、多くの生徒は水を蒸発させ過ぎてしまって観察できない結果になりました。今年の成功者もほぼ例年通りの各クラス2~3名でした。
この体験で、実験操作の意味を理解して行う事の難しさと面白さを印象に止めてくれたらと思います。