
甲南では一人ひとりの個性・才能・創造性を伸ばすことで、社会に出てからも活躍できる人物の育成を図っています。
そのために、教科学習に加えて、特色ある独自の学びを展開。興味・関心を引き出し、自発的な成長を実現しています。
「学び」には勉強するという意味だけでなく、経験を通して知識や知恵を深め、自分の身につける意味があります。この「学び」は学校を卒業してからもずっと続くもので、社会で生きていく上で欠かせない能力です。この「学び」の姿勢を養うためには、自分の興味のあることを見つけ、それを深く掘り下げていくことが必要。熱中していくうちに自発的な「学び」が可能になります。
土曜日のゆとりある時間を生かし、生徒一人ひとりが興味・関心ある事柄を1年間に渡ってじっくり探究するのが自学自修プロジェクト。自分の意思で学んでいくことで、個性の伸長を図ります。先輩の優秀作品も参考にしながら自分のテーマを決め、研究の成果をレポートなどにまとめて発表します。音楽や小説などの創作活動を行ったり、ボランティア体験をまとめたりする生徒もいます。
将来の夢は、いつまでも夢ではいけません。夢を目標に変え、より具体的にイメージすることが必要です。また、現在学んでいることが社会にどのようにつながるかを知ることも大切です。学校生活を過ごす意味を理解し、自分の進むべき道が見えてくれば、学びの意欲が高まり、充実した日々へと変わります。そうすることで自己の将来像に一歩一歩近づきます。
甲南にはさまざまな分野の第一線で活躍するOBがおり、その人材も豊富で幅広いネットワークがあります。そこで年2回OBを招き、いくつかのグループに分けてワークショップを開催。仕事のことはもちろん、中高時代に学んだことで社会に出てから役立ったことや、OBの方の甲南時代を熱く語っていただきます。実体験から来る話を耳にすることで、将来に向けての意識が高まります。
知識とは、それを使って主体的に行動し、さまざまな問題を自ら解決するためのもの。その知識が新たな疑問を呼び、試行錯誤を繰り返していくことで探究することのおもしろさに気づきます。一人ひとりの生徒が、経験(experience)、探究(exploration)、表現(expression)、交流(exchange)したことを仲間と共有し、将来社会で活躍できる知識と力を養っていきます。
自らの興味・関心を追求し、主体的に学ぶ力を身につけるために、高校2年生・3年生を対象に実施。「国際」「環境」「経済」「経営」「法」「社会問題」のカテゴリーの中から自分でテーマを設定し、研究を進めます。文献やインターネットによる調査にとどまらず、校外にフィールドワークへ出かけ、実際の現場での取材や聞き取りを行います。また、学んだことを他の生徒と共有するために、研究成果のプレゼンテーションを行います。
自分とは異なる文化で育った人間と知り合い、友人関係を実らせる。世界とふれあうことで、自分とは違う見方や考え方があることを知り、それを尊重し、受け入れる姿勢が身につきます。また、異文化が鏡となり、自らの文化を再発見することで、自らの魅力・価値をより高めるきっかけにもなります。「世界に通用する紳士」を目指す甲南生には欠かせない資質です。
長期留学・短期語学研修・クラブ間交流など、甲南では海外での体験を積む機会を数多く設けています。卒業を遅らせることなく(原級することなく)、1年間留学することができ、さまざまな文化にふれながら視野を広げる絶好の機会です。また、交換留学生も積極的に受け入れており、学校生活の中にも国際交流を始める環境があります。



「百聞は一見にしかず」ということわざがあります。科学の分野は正にこのことわざ通りで、どれだけ多くのテキストを読んでも、たくさん問題を解いても、実践や実習に勝るものはありません。より高度な実験をすればするほど、知的好奇心はより大きく膨らんでいくでしょう。そこで生まれた驚きや感動は、将来により本格的な研究を行う際に欠かせません。
通常の授業では行えない、より本格的で専門性の高い実験や実習に、高校2年生の夏休みを活用してじっくりと取り組みます。少人数のグループに分かれ、物理・化学・生物・地学・数学・情報の分野から選択。甲南大学の教員のサポートを得て大学の施設で進める実験や、臨海学習に行き自然の中で行う実習などを通して科学的好奇心を高め、大学での専門的な学びにつなげます。
大学では目的意識を持って学ばなければなりません。大学進学への動機を明確にし、入学後にも続く強い意欲を養っていくことが必要です。大学の専門的な講義を体験することにより大学への興味や積極的な学びに対する自覚が深まり、進路目標をより明確化することが可能となります。中高と大学が連携することにより、長期的な視点での人材育成が図られています。
法学、経済学、心理学、情報学など大学での専門科目の入門となるものを高校時代に学び、大学入学後の基礎的素養の育成を図ります。甲南大学法学部、知能情報学部、会計大学院などの教員による授業をはじめ、裁判官、検察官による授業や、大学でのゼミ見学、模擬裁判、研究室訪問など、高大が連携・融合して一人ひとりの才能を中高時代からじっくりと育成し、強く明確な目的意識をもった大学進学を目指します。
