保護者の皆様へ

今日、社会は急速にデジタル化が進み、この波は教育界にも押し寄せています。政府は、これからの人間社会を、「Society5.0」(=サイバー空間〈仮想空間〉とフィジカル空間〈現実空間〉を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会)と位置づけ、学校教育においてICT(Information and Communication Technology「情報通信技術」)を活用しながら、持続可能な社会の創り手を育成していく方向を定めました。
本校では、創立の精神および教育理念に則り、本校の教育をより効果的に展開していく上で、ノートPCやタブレットPCを必要不可欠な学習ツールと位置づけ、すでにBYODの形式で持ち込みPCを利用していた高校グローバル・スタディ、グローバル・ファウンデーションのクラスに加えて、2019年度から2020年度にかけて、保護者の皆様のご理解・ご協力のおかげで、すべての学年・クラスでiPadまたは持ち込みPCを導入いたしました。生徒一人一人がiPadや持ち込みPCを活用し、知識や技能を習得し、自主的に思考力、判断力、表現力を身につけ、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶことができる人物に成長することを願っています。
iPadなどの端末を有効に活用するためには、学校での指導、生徒一人一人の管理と活用、そして、ご家庭のご協力が不可欠です。生徒へはデジタル冊子「ICT活用ガイド」を通して情報モラルやマナーなども含め指導をしておりますが、ご家庭におかれましても、必ず家庭でのiPadやPCの使用ルールをご子息と話し合ってお決めいただき、ご指導いただきますようお願いいたします。ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

【1】 iPadの扱いについて

  • 1. iPadは学習ツールです。学習目的にのみ利用するよう指導しています。
  • 2. iPadは、学校のMDM(モバイルデバイス管理)のシステムで管理されており、自由にアプリケーションをダウンロードすることはできません。iPadには学業に必要なソフトウェアやアプリケーションがインストールされています。
  • 3. Apple IDは、教育機関用のApple ID があらかじめ設定されています。この教育機関用Apple ID では、App Store やiTunes Storeでの買い物 Apple Payなどの機能を使用することができないようになっています。
  • 4. iPadの設定を生徒が変更することを禁止しています。変更すると学校で使用することができなくなります。
  • 5. iPadのバックアップを定期的に取るよう指導しています。
  • 6. ご家庭のWi-FiにもiPadを接続してください。ご家庭で定めたルールに則って、利用するようご指導ください。
  • 7. iPadに不具合や破損が起こった場合は、必ず各学年のICT担当の教員、または、メディア情報部までご連絡ください。学校経由で修理を依頼し、修理期間中貸出用予備機をお貸しします。

【2】 端末全般について

  • 1. ご家庭でもiPadやノートPCの利用についてルールを定め、保護者の管理のもとで使用させてあげてください。
  • 2. 教科書やノートと同様に忘れずに学校に持っていくことを徹底してください。
  • 3. iPadやモバイルバッテリーの充電は必ず家庭で行うようにお願いいたします。学校での充電はできません。
  • 4.IDやパスワードなどのアカウント情報は、生徒が各自で覚え、管理し、口外しないようにご家庭でもご指導願います。
  • 5. 情報モラルやマナーなどについて、ご家庭でも話し合う機会を設け、事故やトラブルなどが起こらないようご指導願います。

導入システムとその活用

【1】 BYOD端末(iPad、ノートPC)について

  • 1. 利用できるBYOD端末は、学校が認めたiPad、または、コンピューターで、一人1端末とする。
  • 2. BYOD端末は、生徒および保護者がこの「ICT利用に関する規約」に同意し、「デバイス情報調査2020年度」に同意、申請した上で利用することができる。
  • 3. 生徒は、BYOD端末利用前に、メディア情報部によるリテラシー教育を受けなければならない。
  • 4. 学校では、BYOD端末の電源を切り、いつもロッカーに入れ、鍵をかけて保管すること。
  • 5. 中学生は、先生の許可があったときのみ、iPadをロッカーから取り出して使用すること。
  • 6. BYOD端末は、登校時から下校時まで利用することができる。但し、中学生は先生の許可があったときに限る。また、授業中は担当の先生の指示に従って利用すること。
  • 7. 登下校中、路上や公共交通機関内、また、歩行中でのBYOD端末の使用を禁じる。
  • 8. 食堂・トイレでのBYOD端末の利用を禁じる。
  • 9. BYOD端末の使用は、次のような学習目的に限る。
    1. ① ClassiやFeelnoteの利用:学習や学習記録・ポートフォリオの記入、問題演習、課題作成や提出など
    2. ② Office365の利用
    3. ③ BYOD端末にインストールされている教材やアプリケーションソフトウェア(MetaMoJi ClassRoom、すらら、教科書、辞書、学習アプリ、ワード、エクセル、パワーポイントなど)、および、オンライン教材
    4. ④ 担当先生が許可するインターネットでの検索・情報収集など
  • 10. BYOD端末の貸し借りを禁じる。
  • 11. BYOD端末を使っての撮影や録音は、先生の許可があったときに限る。
  • 12. 公序良俗に反する行為、人の嫌がる行為やプライバシーの侵害に、BYOD端末を使用することを固く禁じる。
  • 13. 充電について
    1. ① iPadの校内での充電は禁止する。
    2. ② 持ち込みPCについては禁止を原則とするが、校内での利用が長時間に渡り充電の必要が出た場合は、以下の条件で許可する。
      充電中の端末は無防備であり、盗難や破損、不正操作などのリスクが伴います。したがって、BYOD端末は必ず自宅で充電し、学校で充電してはいけません。どうしても持ち込みPCのバッテリーが持続しない場合については、モバイルバッテリーの併用と、所有者が監視の元での一時的な充電を認めます。また、授業で特別教室1とLL教室を利用する場合に限り、教員に願い出て教室の充電設備を利用してもかまいません。
  • 14. iPadにアプリケーション・ソフトウェアのインストールを行ったり、設定を変更したりすることを固く禁じる。
  • 15. ウイルス対策、セキュリティ対策、ソフトウェアのアップデートなどは、各自で行うこと。
  • 16. iPadに不具合や破損が起こった場合は、必ず各学年のICT担当の教員、または、メディア情報部に申し出ること。(修理は学校を通して行うので、各家庭で一般業者に修理に出さないように。)
  • 17. 図書館での利用時は、以下の「図書館での持ち込みPC・タブレットでの利用案内」に従うこと。

~図書館での持ち込みPC・タブレットでの利用案内~

  • 1. 操作方法などは基本的には個人で修得してください。授業で使うアプリなどは担当の先生に聞きましょう。
  • 2. インターネット上のサイトの閲覧などは図書館のPCの利用と同じです。
  • 3. 音が出るようなものは、自分でイヤホンなどを準備して音が漏れないようにしてください。
  • 4. 図書館では持ち込み端末からの印刷はできません。印刷したい場合は「印刷申込書」に記入し、図書館のPCから印刷してください。
  • 5. 図書館では授業時間以外では基本的に個人の作業をしてください。騒ぐなど周囲に迷惑がかからない配慮をしてください。
  • 6. 資料の写真を撮るなどの行為は著作権に触れることもあります。また図書館内の写真を撮ることは肖像権の侵害に当たることもあります。事前にカウンターに申し出てください。

【2】 校内Wi-Fi(Konan-NET)の利用について

  • 1. 校内Wi-Fi(Konan-NET)に接続できるBYOD端末は、学校が認めたiPad、または、コンピューターで一人1端末とする。スマートフォンや携帯電話など認められていない端末を接続することはできない。
  • 2. BYOD端末を使っての校内Wi-Fi(Konan-NET)の利用は、生徒および保護者がこの「ICT利用に関する規約」に同意し、「デバイス情報調査2020年度」に同意、申請した上で利用することができる。
  • 3. 生徒は、校内Wi-Fi(Konan-NET)の利用前に、メディア情報部によるリテラシー教育を受けなければならない。
  • 4. 校内Wi-Fi(Konan-NET)が利用できる場所は、普通教室、図書館、学習センター、理科の講義室と実験室、特別教室1・2・3、LL教室、大教室、視聴覚教室とする。
  • 5. 校内Wi-Fi(Konan-NET)は、登校時から下校時まで利用することができる。但し、中学生は先生の許可があったときに限る。また、授業中は担当の先生の指示に従って利用すること。
  • 6. 校内Wi-Fi(Konan-NET)の使用は、次のような学習目的に限る。
    1. ① ClassiやFeelnoteの利用:学習や学習記録・ポートフォリオの記入、問題演習、課題作成や提出など
    2. ② BYOD端末にインストールされているクラウド型アプリケーションソフトウェア(MetaMoji Classroomなど)、および、オンライン教材
    3. ③ Office365 Outlookでの連絡・情報共有など
    4. ④ 担当先生が許可するインターネットでの検索・情報収集など
  • 7. インターネットを介して、公序良俗に反する行為、人の嫌がる行為やプライバシーの侵害などの行為をすることを固く禁じる。
  • 8. ウイルス感染や異常な動作が見られる端末を、校内Wi-Fiに接続することを固く禁じる。
  • 9. 本校のシステムやネットワークの妨害や不正な侵入及び器物損壊をすること。

【3】 Microsoft Office365とメールアドレス、その他クラウドサービスの利用について

  • 1. Office365は、生徒および保護者がこの「ICT利用に関する規約」に同意し、「デバイス情報調査2020年度」に同意、申請した上で利用することができる。
  • 2. 生徒は、Office365の利用前に、メディア情報部によるリテラシー教育を受けなければならない。
  • 3. 中学生は先生の許可があったときに限って、校内でOffice365を利用することができる。また、授業中は担当の先生の指示に従って利用すること。
  • 4. Office365の利用は、Word, Excel, PowerPoint, Outlook, OneDriveなどを利用した学習目的に限る。
  • 5. Office365のアカウント(生徒証番号@konan.ed.jp)と設定したパスワード、および、他のクラウドサービス(ClassiやFeelnoteなど)のアカウントやパスワードを、第三者に教えることを禁じる。
  • 6. 他人のアカウントやパスワードを知ったり、不正に利用したり、侵害したりすることを固く禁じる。
  • 7. Office365とメールアドレス、その他クラウドサービスは、学校に利用申請しているBYOD端末、または、学校に設置している端末で利用すること。
  • 8. 与えられたメールアドレス(Office365のアカウント)で、以下の登録や契約を本校の許可なく行うことを固く禁じる。
    クラウドサービスへの登録・利用、SNSへの登録・利用、商品の購入、その他契約を要する場合
  • 9. 公序良俗に反する行為、人の嫌がる行為やプライバシーの侵害に、Office365のアカウントを使用することを固く禁じる。
  • 10. Office365のアカウントの利用は、高校3年卒業時に終了し、生徒証の失効とともにアカウントは失効する。

iPadを壊さないために ~心構えと注意事項~

君たちにすでに伝えているように、iPadは学習のために君たちの保護者が与えてくれた高価で貴重なものであり、学習に欠かせない大切なものです。学習するため、学習の習慣を身につけるために活用していきます。
君たちはiPadを毎日学校に持ってくることになります。必ず充電しておくことや登下校時は電源をオフにしておくことなどのルールは、「ICT 利用に関する規約」や「ICT活用ガイド」を読んできちんと理解してくれていることと思いますが、iPadを壊してしまうことのないように次の注意事項を理解し、守るようにしてください。

  • 1. iPadは必ず両手で持つ
  • 2. iPadは頑丈なケースに入れてください
  • 3. iPadのケースを外さない
    ケースがない状態だと、間違いなく、すぐ壊してしまします。
  • 4. iPadの水平な場所に置き、不安定な場所や落下したら壊れてしまうような高い場所に置かない
  • 5. iPadは不安定な場所で使わない
  • 6. iPadを水がかかる場所で使わない
  • 7. iPadの上に重たいものをのせない
  • 8. iPadを入れたかばんを背負って座らない・もたれない
    (例)電車やバスの座席にかばんを背負ったまま座る・ドアにもたれる
  • 9. iPadを入れたかばんの上に載らない
  • 10. iPadを入れたかばんに本やノートなどを詰め込みすぎない
  • 11. iPadの一部の面にだけ当たるもの(弁当箱、筆箱、水筒など)をiPadと隣り合わせに入れない
  • 12. iPadを入れたかばんを床や地面に置かない
  • *iPadはケースをつけていても、強い圧力がかかると画面が割れたり、本体がゆがんだりしてしまします。十分に注意してください。

甲南高等学校・甲南中学校