甲南のICT教育

甲南では、2019年度4月から中学1年生、高校1・2年生のアドバンスト・コース、フロントランナー・コースすべてのクラスで1人1台のiPadを持ち、学習に活用しています。
現在、社会が急速に変化する中で、教育の世界でもデジタル化が進み、学校での学びが変化してきています。21世紀を生きる生徒が学校で身につけるべき力は以前と異なってきています。知識や技能を習得するだけでなく、それらを基にして自ら思考し、判断し、表現する力を身につけ、主体性を持って多様な人々と協働する力が求められています。

本校では、こうした状況を鑑み、また、本校の教育をより効果的に展開していく上で、ノートPCやタブレットPCを必要不可欠な学習ツールと考え、すでに高校グローバル・スタディ、グローバル・ファウンデーションのクラスで、BYOD形式で個々の持ち込みノートPCを活用してきました。2019年度からは年次進行で、アドバンスト・コース、フロントランナー・コースすべてのクラスでiPadを導入しています。

甲南のICT教育

導入システムとその活用

1.Classi

Classiは、クラウド型の学習支援システムで、日々の学習の記録、感想文やポートフォリオの記入、課題の提出、ドリルやテスト、アンケートなどに利用します。また、教員は、生徒の学習状況や成績を把握したり、教材や課題、テストなどを配信したりしていきます。また、面談や先生や他の生徒とのコミュニケーション、保護者への連絡や文書配信にも利用されます。Classiを活用して、生徒ひとりひとりが学習習慣を身につけ、学力を向上させ、自分を振り返りながら成長させていきます。高校2年生の取り組みは、有効活用事例として、外部研究会で報告されています。

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2. MetaMoJi Classroom

MetaMoji Classroomは、クラウド型の学習支援システムで、実際の授業で活用されています。先生から配信されたワークシートで個々にまたグループで学習したり、自分たちでレポートや作品を作成したりすることが。グループで共有すると、一つのワークシート上で同時に複数の生徒が書き込みなどの作業をすることができます。

甲南のICT教育

現在、iPadが導入されている学年の授業で、常時、また、必要に応じてMetaMoJi Classroomが使われています。先生の画面では、生徒全員の活動状況をモニターでき、先生は教室を動き回ることなく一人一人のワークシートにコメントしたり、添削をしたりすることができます。常時活用している先生の授業は、教科書や問題集など以外は、ほぼペーパーレス化されています。

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3. Feelnote

Feelnote は、SNS型eポートフォリオで、本校ではグローバル・スタディのクラスの生徒が活用しています。セミナーやフィールドワーク、ボランティア活動など校内外での自らの活動を文章だけでなく、写真やファイルを添付して記録することができます。仲間同士でそれらを共有し、他者から刺激を受けながら自分を客観的に眺め、自分を成長させていきます。
それらを記録としてまとめることにより、自身の学びと成長を示すポートフォリオが完成されていきます。
参考VTR:SNS型eポートフォリオ「Feelnote」Case Study #7|甲南中学校・高等学校

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4. Microsoft Office 365と校内Wi-Fi

Microsoft Office 365はマイクロソフトから提供されるクラウドサービスで、生徒はOffice365のアカウントが与えられ、Office 365によって提供されるソフトウェア(Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookなど)を学習目的で活用することができます。
グローバル・スタディのクラスでは、通常の学習にWordやPowerPointが利用されています。また、高校のキャリアデザイン授業では、訪問企業との連絡用にOutlookを活用しています。
生徒用の校内Wi-Fi「Konan-net」は、2019年4月に敷設されました。現在、ほとんどの教室でこのWi-Fiを利用することができます。